読書の動機づけ指導

本を読むって面白い、と子どもたちに気づいて欲しい。 「読書の動機づけ指導」(略称「読書指導」)はそこから始まりました。 昭和42(1967)年のことです。

以来50年近く、「読書指導」は学校(学校教育)と、図書館(生涯学習)そして講師が連携する特色ある事業として続いています。 平成14(2002)年には文部科学大臣賞を受賞しました。

  • 時期 5月中旬から6月中旬 およそ1ヶ月
  • 場所 市立小学校(12校)
  • 対象 市立小学校3年生

内容紹介

毎年度、講師、学校側代表、図書館職員からなる「図書選定部会」が新刊書を中心に30数冊の本を選定します。 当日は、講師と図書館職員が学校を訪問し、学校図書室等を会場に読書指導を行います。 第1部は児童が対象です。 図書館職員による図書館紹介の後に、講師がブックトーク、読み聞かせ等を織り交ぜつつ本の紹介をします。 使った本はその場でクラスに贈られます。

第2部は、参観の保護者の方々が対象です。 感想をうかがったり、質問や読書相談をお受けしたりする、講師や図書館側にとっても貴重な機会となっています。

読書指導選定図書一覧

毎年度、選定される「読書指導選定図書」(どくしょしどうの本(小学校3年生))はこちらをご覧ください。

講師紹介(敬称略)

長田道子(おさだみちこ)

元新宿区立戸山小学校教諭・紙芝居文化の会会員・日本子どもの本研究会会員

  • 共著「どの本よもうかな?」

鈴木浩子(すずきひろこ)

元公立小学校教諭・日本子どもの本研究会会員

  • 共著「しらべ学習の科学の本 1000冊」「授業が生きるブックトーク」「新版・授業が生きるブックトーク」
  • 共編著「どの本よもうかな?中学生版」「新・どの本よもうかな?中学生版」

濱野美保子(はまのみほこ)

元公立小学校教諭・日本子どもの本研究会会員

  • 共著「どの本よもうかな?中学生版」「新・どの本よもうかな?中学生版」

増本裕江(ますもとひろえ)

科学読み物研究会・日本子どもの本研究会会員

  • 共著「子どもにすすめたいノンフィクション 1987-1996」「どの本よもうかな? 3・4年生」「しらべ学習の科学の本1000冊」「新科学の本っておもしろい」

松木やす子(まつきやすこ)

元産休代替教諭として武蔵野市立小学校を歴任、幼年文学研究会所属。 現在、国分寺市立第九小学校「学校運営協議会(学校評議委員会)委員」、十数年文庫活動実践。

  • 共著「幼年文学50選・どの子も読みたくなる本」

栗原トシ子(くりはらとしこ)

元小学校教諭